本屋で気になって。
なんせ鳥好きでノンフィクション好きなんでね。
読まない理由がないというか。
アフリカ出身のイギリス系卵泥棒とそれを追うイギリスの警官を軸に、中東の鷹狩文化や卵泥棒の系譜について解説している。
内容は多岐に渡るので、若干冗長に感じるところ。
卵泥棒と警官のやりとりというメインの事件を追うだけであったら、長さは三分の一くらいかもしれない。
そんな構成。
それにしても、である。
卵泥棒、欧米圏ではこんなにいるの?という疑問なのである。
本書の主人公は、野生のハヤブサの卵を採取し密輸し、中東のブラックマーケットに流す仕事だから、金のためとしてまぁわかる。
でも、もともと野鳥の卵をこっそり盗んでコレクションする人たちがまあまあ居て、警官がそれを逮捕したりするんだよね。
そんなことするんだ、である。
孵化させて可愛い小鳥をペットにするんでもない。
卵を盗んで中身を吸い出し(!)コレクションする。
要するに殻が欲しいのである。
全然わからん。
イースターエッグとか、ロシア王朝の卵形の宝飾品とか見たことがあるが、卵そのものに特別な魅力を感じる人が、欧米圏には居るんだろう。
中東の鷹狩文化に流れる「ハヤブサ最高にかっこいいよね」感は共感できるのだが、卵コレクションへの違和感が大変気になってしまった。
なんだろう、これ。
まぁ、ご参考ということで。
