自省録からの流れ。
徒然草は中学か高校の古文の授業以来か…。
なので遠い記憶にある文章も出てくるし、知らないものも登場する。
本書は、徒然草の本文の引用のあと、現代的な視点を加味した解説というセットが続く構成。
どの部分をセレクトしたかと解説文は稲畑氏のセンスであろう。
で、達観した兼好法師の視点は、執着しないという点でストア派に通じるところがあるけれど、「これはいい」「これはいけない」といった変なこだわりも目につく。
小生の嫌いな「美味しんぼ」のようだ…。
きっと、めんどくせぇジジイだったんだろうなぁと思ってしまう。
ま、世を捨て仏道修行にあるはずが、こんなあれこれを書いて世に問うてしまうんだから、悪いけど我欲・執着の塊だったのでは…。
やっぱり個人的にはマルクス・アウレリウスを推したいね。
まぁ、ご参考ということで。
