ラジオでレコメンドされたので買って読む。
井上尚弥・拓真兄弟のお父さんが書いた本ですな(出版は10年前)。
そういう意味では有名人の内情を明かした本だったりはするのだけれど。
プロボクシングを見ている人なら知っているはずだが、真吾氏は元々アマチュアでボクシングをやっていて(というか趣味としてボクシングをやっていて)、その練習に飛び込んできた兄弟をここまで育てたという経緯がある。
父親が真剣に取り組んでいる趣味を、息子がやりたいと言い出すかどうかは、色々な要素があると思う。
息子が憧れるほど父親自身が真剣に取り組んでいるかどうか。
ついて行きたいと思わせるほど普段から子供と真剣に向き合っているかどうか。
そういう子供自身に趣味がマッチしているかどうか。
始めてからも、親が真剣に面倒を見なければ継続しない。
惰性で続けられるほど楽ではないし、退屈な練習の連続だから。
息子たちの成長につれて、真吾氏の仕事も微妙にシフトさせていることがわかる。
本書には長女も奥さんも登場するが、息子二人のボクシングの為に、家族全員で取り組んでいることがわかる。
まさにボクシングが家業となっていて、ここまでやる父親だからこそ、この偉大なボクサーが産まれたのだということがわかる。
いや、家族の支えは必要条件でしかなくて、ここまでやっても結果が出ない事例は山ほどあるはずだけど、真吾氏にしても世界チャンピオンになれるとわかっていたわけではない。
どうなるかはわからなかったけど、息子たちの取り組みに真剣に向き合い、仕事や生活を極力寄せていった凄さである。
小生も父親として、真摯に振り返りたいと思わされた。
まぁ、ご参考ということで。
