佐藤優氏の「読書の技法」だったかな、それで題材になっていた一冊。
日本のプロテスタント文学の代表となる一冊。
ジャンルとしては宗教小説となるのだが、はじめて読んだ。
三浦綾子作品もはじめてであったが。
実際にあった鉄道事故を題材にしている。
主人公の生い立ちと青春を通じて、人生の悩みや葛藤、如何にして信仰に至るかが描かれる。
悩みや葛藤はまぁ、人類共通だから、共感できないことはない。
信仰に至る心理描写に共感できるかといわれると、それは人それぞれだと思うんだが、「なるほどこういうのが宗教小説なんだな」という気持ちが強く、第三者的に眺めてしまった感じ。
そうねぇ、自分だったら主人公と同じ行動が取れるかと問われれば、まぁ取れないだろうねぇ。
主人公の行動は素晴らしいとは思えるが、そのようになるために信仰を、というのはどうだろう。
他人のために命を捨てることを恐れなくなるのも怖いので、信仰は怖いなぁ(苦笑)。
だめだ、不信心だな。
まぁ、ご参考ということで。
