人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

これは良い

 

前から気になってはいたのだが、たまたま聞いていたポッドキャストでオススメされたので読む。

 

いや〜、大変恐ろしいというか、凄惨な話ではあるんだが、映画化して欲しい作品である。

https://www.toei-video.co.jp/special/kumaarashi-kaigyo/

むかーしドラマ化されているっぽい。

 

文庫で250ページという長さも個人的にはちょうど良い。

事実に基づいたテーマを、しっかりした作品に仕上げる吉村昭作品なので、ヒグマの襲来とそれに恐怖する人々、孤独なクマ撃ちの漁師の複雑な心情を、創作のはずなんだが説得力ある内容になっている。

 

クマは怖い。

クマは怖いけれど、人間の様々な側面が描かれていて奥深い。

 

そして銀ジイがかっこいい。

プロの凄さと孤独がたまらない。

 

今年読んだ小説では一番でした。

巻末に紹介されていた他の作品も、併せて紹介されていた新田次郎作品も読まねばなるまい。

 

まぁ、ご参考ということで。