人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

どう向き合うか、受け止めるか

なんとなくAudibleを漁っていて。

 

スポーツノンフィクションが好きだから候補として上がってきたんだろうけど、ちょっと変わった本。

村田諒太引退試合となるゴロフキン戦に臨むにあたり取り組んだ、メンタルトレーニングの記録なのである。

 

コロナがあって再三の試合延期がある中、メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京氏と語り合った記録。

それはそれで興味深いのではあるが、あーでもないこーでもないという話が(当然)続き、なるほど世界チャンピオンといえどもこんな感じなんだなということがわかる。

 

ゴロフキンとの戦いはまぁ、タイトル統一戦ではあったのだが、史上最強と言われる相手との戦いを、どのように位置付けて臨むのか、そこら辺の整理というか、腹落ちに持っていくところがポイントになる。

「オラつえぇやつと戦うのワクワクするぞ」だけでは済まない、「これがなんなのか」と向き合うプロセス。

 

へー、という感想を抱ける、貴重な記録ではあるのだが、何回も読み返すような面白い内容かと言われると、ちょっとなんともいえない。

ではあるのだが、日々いろいろな場面で向き合う「壁」に対し、ただ抗うのでもなく、通り過ぎるのでもなく、この「壁」は自分にとってどういう意味があって、これに抗うことはどういうことなのか、乗り越えた先に何を求めるのか、ということを考えるのは意味があるかなと思った。

 

まぁ、ご参考ということで。