武術・格闘技研究。
ブラジリアン柔術の本は随分買ったし、動画教材も数あれど、なぜこの本を今更買ったか。
それは編集のアプローチが特殊で、「あるシチュエーションになった時に取りうる選択肢三つ」みたいな形で構成されているから。
普通のブラジリアン柔術の本は、フィニッシュの技がいくつか、スイープがいくつか、エスケープがいくつか、みたいな分類で分かれていて、その解説が詳しいかどうか、みたいな世界で争って(?)いる。
まだちゃんと読み込めていないけど、このシチュエーションではまずこれ、ダメならこっち、さらにダメならこっち、みたいな構成は、スパーリングの現実に近いし、初心者が悩むところもこの辺である。
この本を考えた人賢い、と思って買ってみようと思ったのである。
こういう新しいアプローチ、なんかビジネスとか他でもありえないだろうか。
合気道だったらそうだなぁ、「日本一細かい合気道関節技の教科書」とかなら書けるかも(笑)。
売れるかな、微妙だな。
いや「美しい合気道」もいいけど、俺だったら関節技の方がいいな(笑)。
そんなことを考えてみたりして。
余談だが、ブラジリアン柔術のこの本は在庫がなかったので中古をAmazonで買った。
付属DVDは未開封だが表面はスレ・ヤケあり、と表記されていたのだが、相当使い込まれたものが到着。
中は綺麗だが、ペッタリ開く折癖もついていて、あぁきっと開いたまま仲間とあーでもないこーでもないと練習に使ったんだなぁと思った。
新品を手に入れるよりも、良いものを手にしたなと思ったのでした。
大事に読み込みます。
まぁ、ご参考ということで。