先日の関連書籍。
哲学対話という取り組み、まぁワークショップと言っていいのかな、そんなことを紹介する一冊。
ルールを決めて、多様なメンバーで対話を重ね、いろいろなテーマについて深く考えるというもの。
ルールが面白い。
八つあるんだが、その中の一つに「知識ではなく経験を語る」というものがあり、なるほどねと。
「知っている」ことを披露することを許したら、知識や年齢が上の人間がリードしてしまうが、経験というのは自分のことにどれだけ自覚的かで決まると思うので、バックグラウンドに関係なく深い語りになる可能性がある。
何より言葉に血が通うので面白い話になるはず。
「話がよくわからなくなっても気にしない」とか、常に着地点を考えながらファシリテートする立場としては、想像するだけでリラックスできる(笑)。
脱線するが、何が大変って、会議のラップアップが一番頭使うと思うんだけど、だからモヤモヤと結論をまとめに行かない会議が多いのかな、なんて思う。
ま、そんなわけで、非日常的な楽しみ、知的な悦びに満ちていそうで楽しそうだから、是非やってみたいと思ったのでした。
まぁ、ご参考ということで。