人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

伝統はあっという間に消える

武術研究。

 

きっかけは、これを

買おう買おうと思って寝かせていたら、プレミアがついてしまって買えなくなってしまったので、さっさと買おうということで。

 

青木真也は今年41歳の現役総合格闘家だけれども、本書は10年ちょっと前に出版されたもの。

若い(笑)。

 

記載されているテクニックは柔道とブラジリアン柔術両方なんだけれど、立技はもちろん柔道としても、なんとなく寝技も古い柔道のテイストが漂う。

合間合間にあるエッセイも読ませるもので、中井祐樹の「新バイタル柔術」に通じるものがある。

 

それにしても、青木真也が一生懸命練習した柔道、せいぜい20年ちょっと前のテクニックなんだけれど、当時ですらオリンピック的でないというだけで、色々批判された寝技関節技は、多分今の柔道界では完全に失伝しているんだと思う。

中井祐樹は「新バイタル柔術」のなかで、古い技が失伝しても、有効だったらまた誰かやりだすんだ、というふうにポジティブに書いていたけれども、どうなるんだろうか。

 

非常に勉強になった本だったけれど。

まぁ、ご参考ということで。