人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

コンフォートゾーンを捨てられるか

再読(山口周祭り)。

 

タイトルは物々しいし、出だしから感情的な反発を煽るような展開が続くんだけれども、スマートに正論を着地させる著者のテクニックが流石である。

無教養で組織の論理に従ってきただけの人間が、その組織で権限を持ち続けることへの弊害と対処策を述べている。

 

一流の創業者の次は二流になるけれど、二流の経営者は一流の人材を後継に据えることができないから、リーダーシップはドンドン劣化していく。

「操業」経営者(=サラリーマン経営者)は創業経営者に勝てない、という神戸大学の三品先生と同じ話だね(前も書いた気がする)。

 

で、結局人間が劣化していくメカニズムは、チャレンジしなくなるからなんだよね。

新しいこと、興味の動くもの、説明できないけど心惹かれるものに取り組み、常に何かの気付きと、ちょっとストレスがかかる状態を楽しんでいく。

 

そして新しいことに挑むために、古い何かを捨てる。

この、捨てることが出来ないからチャレンジ出来ない人が多い、というのは、ちょっとドキッとするね。

 

ともかく、コンフォートゾーンを捨て、新しいことにチャレンジすること。

これこそが劣化を防ぐ方法なのだ。

 

まぁ、ご参考ということで。