積読在庫消化。
日替りセールか何かでサラッと買ってしまったのだが、結構専門的で中々難解な本。
四十年近く前に出版され、最近文庫化されたというロングセラーであるというのが読んで判明。
セールでサラッと買った時は、ビジネス書か何かだと思っていたのだが、そこは「ちくま学芸文庫」、タイトルに反して学術書(大学の初学者向け)なのであった。
数学、計量経済学に類するのかな。
それこそゲーム理論なんかも取り上げられたりする分野なので、小生には少々手強かったです。
とはいうものの、なんとなくみんな気軽に取り入れている選挙が、正しく民意を反映しているかどうか、という観点では色々課題があるんだぜ、という導入部から、選択に関する数学的な理論の歴史、論点などを広く解説していくのである。
殆ど理解はできなかったと認識しているが、なるほど世の中にはこういう研究があるのだなと、興味深く読ませていただいた。
ご興味のある方は是非。
まぁ、ご参考ということで。