積読在庫消化。
コテコテの日本企業のど根性営業育ちだった小生にとって、30代前半に出会ったセールスプロセスマネジメントの概念は衝撃であった。
なんでもやって、コツコツなのかゴリゴリなのか、高すぎる目標にめげることなく邁進していくど根性営業ではなく、分業して定量的な目標を追うそのやり方は、極めて合理的に写ったし、やってみたいと素直に思ったものであった(残念ながらやってみる機会にはまだ恵まれていない)。
本書はその権化たる外資系SaaS企業のプロ中のプロが書いたセールスプロセスマネジメントの本。
ま、学術的な体型があるわけではないので、著者の経験値から語られるところが多いわけであるが、オラクル→セールスフォース→マルケトというキャリアからくれば、他に誰を第一人者と言おうか。
とにかく、セールスプロセスとそれぞれの役割、注意すべきポイント、マインドや理念に至るまでが語られており、改めてぜひやってみたいと思うのであった。
営業部隊再編のチャンスが到来した時に、改めて読み返す本かなと。
まぁ、ご参考ということで。