積読在庫消化。
政治学の先生なのかな。
Kindle日替りセールで目にして、タイトルの問いに対して明瞭な答えを持っていなかったので買ったのだと思う。
高校の授業のような、簡便な問いかけから始まり、民主主義の歴史と思想がわかりやすく解説されていく。
歴史や倫理の授業のような流れなので、向き不向きがあると思うが。
著者が言いたかったことは冒頭の問題提起と結びのまとめに集約されているのだと思う。
民主主義は不確かで時に機能不全に陥ることがあるけれども、それぞれの人たちが当事者意識を持って社会に関わっていくことで素晴らしい成果を上げることが出来るのだ、と。
そうだよね、会社でも他人事みたいに自社の商品や組織のことを語る人が居るけれど、あなたも組織の一部だし、なんとはなれば商品の価値の一部を成しているんだからね、他人事みたいにしている場合じゃないぜ、と昨日職場で思ったところだった。
そんな仕事場での姿勢と同じものを、小生自身も今の社会に対して持てているだろうか。
また読み返したいと思った次第。
まぁ、ご参考ということで。