「もしドラ」を読んだので、元になった方をちゃんと読もうと。
会社の書棚にあったものを借りて読んでいたのだが、眠くなって(失礼)なかなか読み進まないので電子書籍で購入し、いつもの通り読み上げで聴き通す。
ドラッカーの著作は若い頃に何冊か目を通し、あんまりピンと来なかった記憶がある。
なんというか、経営「理論」ではないよね、というのが当時の印象で、何を根拠に「べき論」を語るのかなぁ、とも思ったのである。
で、まぁこのタイミングで改めて読んでみて「理論ではない」「何を根拠に」という印象は全然変わらないのだけれども、刺さり方が深くなったなと。
相変わらず、色々なテーマについて論証なく語ってくれるんだけれども、「確かにそうだよね」という納得感が高いんだよね。
若い頃に比べると、仕事におけるマネジメントとか、経営に関する当事者感が圧倒的に高まっているので、印象が変わったのだろうか。
年齢とともに感想が変わるというのは読書の楽しみの一つではあるけれど、思いもよらないジャンルで体験することができたのであった。
まぁ、ご参考ということで。