合気道を30年もやってきているわけです。
受身も得意で、アクロバティックで正確、優雅なそれが信条だったりして。
ところが、いざという時に意外と受身が取れないことが最近判明。
一つはランニング中にコケた時。
何かに足が引っかかったり滑ったくらいではコケない。
滑って庇って着地した足も滑ったりするとコケる。
そうなると受身も何も、反射で身体が縮められて頭を打たないくらいが関の山。
年初は雪道を走り、カーブでスリップしてほぼ脳天直下までひっくり返ったのだと思うのだが、「あっ」と思う間もない瞬間だと、これまたなす術もない。
型稽古で崩されて、手をつくのだけれど、それが素人丸出しの「やっちゃいけない」手のつき方。
あぁ恥ずかしい、30年やってこんなもんかいな。
そう、何年やろうが、プロトコルに沿わない動きの中ではプログラムが発動しないことがあるんだよね。
プログラムを起動しようという意識があれば、違うプロトコルでもタイミングを合わせることは出来るのだが、意識を持たないほど突然の出来事だったり、違うことに意識を取られていると、素人と変わらない。
いやぁ、こんなもんかいなと今更ながら勉強になるのであった。
過信は禁物、修行修行。
まぁ、ご参考ということで。