人生も後半戦(80年だと思えば)なので、色々思うところはあるのだが、アンラーニングもその一つ。
アンラーニングというか、新しいことを学ぶでいいと思うんだけどね。
合気道も30年やっていれば、早々進歩はない。
「一生修行」と言えば、謙虚でカッコよく聞こえるかもしれないが、ついた師匠が余程な人で、常に進化を続けているのでもない限り、結局はルーチンと固着した人間関係に嵌まり込んでいるに過ぎない。
厳しい言い方をすれば、「停滞」である。
そこに刺激を入れなければならない。
新しい学び、新しい人間関係。
色々やってきたにも関わらず、新しい領域では全くの初心者なので、若い人に子供のように手玉に取られる経験。
ちょっと悲しい気もするが、自分が乾いたスポンジのように吸収力が高まっているのが凄く実感できる。
爺さん若返っちゃったよ、って感じだ。
でもね、この辺からがアンラーニングの肝だと思うのだが、やっぱり全くの初心者とは違うのだよ。
一度何かをモノにした経験者は、学ぶ時の速さと深さが違う。
一見遠いようでも、これまでの経験に似ているところは見ただけで出来たりする。
でも一番意味があるのは、新しい人間関係なのかなぁ。
違う人生、違う価値観で生きてきた人との新たな交流。
勉強になるなぁ。
まぁ、ご参考ということで。