人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

何処の国も似たようなもの

Amazonプライムでドラマシリーズを観て、その流れで原作を読む。

 

パイ

パイ

  • ウィリー・C・カーペンター
Amazon

 

 

ドラマシリーズはちょいと暴力描写があるので年齢制限があるけれど、とても良くできた面白いもので、是非続編を期待したいところ。

原作も当然のように面白いのだが、ドラマシリーズは筋を少し変えていることがわかる。

 

面白いは面白いのだが、男の欲望って世界共通なんだなと、我が事でもありながら、ちょっと呆れてしまう。

着の身着のままの風来坊。

 

軍人として厳しい世界を渡り歩き、デカくて強くてカッコよくて頭が良い。

ふらりと訪れた先でいい女と出会い、都合良く関係を持って、事件が解決するとお別れのキスをして去っていく。

 

「おいおい、人生そんなに都合良くいかないだろう!」とツッコミつつ、何処の国の男もこういう話が好きなんだなと。

っていうか、中二男子の妄想だよね、ほんと。

 

先日読んだ「ブルックリン・フォーリーズ」にも、同じく「へー」というくだりがあった。

 

どこかの野球チームの有名監督らしいのだが、その名言・迷言で人気らしい。

引用もされていたのだが、共感できるようで思い切りツッコミどころがあるという、「これって長嶋茂雄じゃん」という人のようだ。

 

あんな変わった人、日本だけだと思っていたが、アメリカの同じスポーツの世界に似たような人が居たとは…。

なんかね、みんな似たようなものなんだから、仲良くしようぜ、と思うのであった。

 

まぁ、ご参考ということで。