こんな本を読む。
Kindle月替りセールで見つけ、あまりに高評価だったので読んでみた次第。
リクルートOGのキャリア論となると、縁が沢山あるので素通りはできないのだ。
著者と直接の面識はないわけだけれど、リクルートにはこういうキャラクター、こういうことを言いそうな人というのが沢山いたなぁ、と思ってしまう不思議。
本書では悩みを抱える中年男女(女が多い)が昼スナックで著者のママと対話し、前後に著者のエッセイが挟まれる、みたいな構成。
40代後半になってくると、キャリアの先行きも見えてきて、一方でこれまでやってきたことも長くなるので、「ここまで色々頑張ってきたのに、こんなもんなのかなぁ」となりやすい。
そこで新たな目標を見つけられないと、屈折しがちである。
そういう中年に対して、著者はいろいろなアプローチで寄り添おうとしている。
なんだったら小生も相談に乗ってもらいたいくらいだが、つくづく「やりたくない」ことはもうやめるのがいいと思うのである。
これまで充分我慢してきたし、残りの人生をやりたくないことに浪費したくないし、そもそも我慢して続けるほどの体力が無いし(苦笑)。
「やりたくない」けどそれをやらないと死んでしまう、なんてものは多分ないので、多少稼ぎは落ちるみたいなことがあっても「やりたい」と思える方向に整理していく時期なんだろうなと。
なんかいろいろ考えさせられるなね。
まぁ、ご参考ということで。