先日来の流れでまたまた積読在庫を消化。
またまた渋沢栄一翁なわけですが、氏を代表する本ですな。
内容は昨日紹介した本とあまり変わらないが、こちらのほうが若干エッセー色が強いような気がする。
正論は正論として、ちゃんと忘れずに心に留めておかないと、ビジネスやっててもだんだん何やっているのかわからなくなってくるから、ホント心を新たにしておかないといけないなと反省。
人の顔色を伺っていたり、闇雲に処理することに集中していたり、とかくビジネスの現場はそんなふうになりがち。
そんな日常にあって、そもそも我々は世の中にどのような価値を提供するのか、なんのためにやっているのか、正しい判断とはなにか、そのあたりを心に留めておかないと、それは作業であって仕事にはならないんだよね。
そんなことを思い出させてくれる一冊。
そんなわけで、類書を探そうとKindleストアを覗いていたのだが、「論語と算盤」というだけでウジャウジャ出てくるわけです。
別の出版社の同じ本、同じ本の別の解説者によるもの、漫画版、子供向け・・・。
まぁ、名著の証なのかもしれないけど、ライツフリーでそこそこ根強い需要があるから、商売のネタになってしまうのかもしれないね・・・。
ちょっと残念だなぁ。
まぁ、ご参考ということで。