人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

不良だと思ったら良い奴だった

なんのこっちゃ。

本の話である。

 

Kindle日替りセールでレビューが高かったので買うといういつものパターンで手元にあったのだと思う。

 

非常に奇抜な食パン専門店のプロデューサーによるビジネス書。

高級食パンのフランチャイズは増えたなと思っていたのだが、著者のプロデュースした店は存じ上げず。

 

調べてみると近所にも結構あると判明。

https://japanbakery.jp/produce/

 

なるほど、相当奇抜である。

が、本書を読んでみると、その考え方の確かさに感心する。

 

ビジネスというのは一過性のものではなく、弛まぬ努力と向上を必要とする。

なので、まず金儲けありきではなく志を問いたい、というところとか。

 

そりゃそうだ。

安易な金儲けを謳うフランチャイズのパッケージが蔓延する今だからこそ、重要なスタンスだよなと。

 

高級食パン専門店なんて、限られた商品ラインの中で、スーパーやコンビニと差別化しつつ、リピートを呼び続けるという難しいビジネス。

弛まぬ創意工夫無しにはできないだろう。

 

著者の風変わりな風貌、店のコンセプトは、ビジネス的な戦術を突き詰めた結果とのことだが、なるほどしっかりしていますな。

まぁ、ご参考ということで。