Kindle日替りセールで登場し、レビューも非常に高かったのでこんな本を読む。
それほど長くなく、サラッと楽しく読めた一冊。
長らく経験を積まれた企業Twitterアカウントの「中の人」のノウハウが楽しく整理されている。
誰に向けてどんなメッセージを伝えていくか。
Twitterによってどんな効果を期待するのか。
何かインシデントが起きた時にどのように対応するか。
ソーシャルならではの繋がりをどんな風に活かすか。
企業でのブランディング、マーケティングに示唆を与えてくれると思うし、急に「中の人やって」と言われた人には頼りになる本だと思うけれども、普通の人にとっても役に立つ一冊だと感じた。
本書ではTwitterでの振る舞いを「店頭での接客と同じ」としているけれど、個人のSNSだって誰と繋がっているのかわからないのだから、ビジネスモードが正解だと思うんだよね。
その上で、どこまで崩せるか。
崩すといっても別にだらしなくするわけではなく、本書にもあるが「ツッコミの余白」を残すためだったり、硬いイメージを親しみやすくするための崩し。
そして自分自身も楽しみ、繋がっている人も楽しんでもらえる。
まぁ、ご参考ということで。