人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

さざなみを掴まえる

自分自身の修行、ビジネスパーソンとしての基礎訓練として毎日ブログを書いている。

最近は読書量が多く、インプットに対するアウトプットをセットにしておきたいので、読書感想文を書く日が多いけれど、今日のようにフリーテーマの日も同じくらい存在する。

 

フリーテーマの時に、どうやってネタを捻り出すのか。

「あぁ、今度アレについて書こう」と思ってネタをストックすることはあるのだが、ネタがない時にストックを眺めても、どうもあまり書きたいと思わないことが多い。

 

駅までの歩いている時間、通勤電車で運良く座れて一息ついた瞬間に、ふっと思いついた「さざなみ」のような心の言葉を掴まえ、主題を構成していく方が、割と書きやすいことが多い。

すごくあやふやなテクニックなのだが、それでも思いつかない、なんていうことは、月20回の更新の中で一度か二度くらいしかないから、充分成立するんだと思う。

 

それでも書くことが思いつかなかった時は、前日の仕事や生活の場面で、印象的だったシーンを思い返す。

なぜ印象に残ったのか、その時に何を考え、どんな判断をしたのか、追体験をすることで、また「さざなみ」を起こす。

 

それを掴まえ、文章に整理していく。

そんな形で捻り出していく。

 

なんというか、「東洋思想かぶれ」な感じなんだけど、心が平静で、静かな湖面のように穏やかでいると、そこに「さざなみ」が起きるイメージ。

揺れていると「さざなみ」は掴まえられないんだけど、ふとした瞬間に静かな状態が訪れ、その静かな状態もほんの一瞬でしかなく、風が吹き「さざなみ」が起きるタイミングを逃さないようにするんだな。

 

これで明日からのブログネタにも困らないな(笑)。

まぁ、ご参考ということで。