人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

習慣化の工夫

幼い頃(?)に、母から「三日・三月・三年」という言葉を教わった記憶がある。

三日我慢すれば三ヶ月は耐えられ、三ヶ月耐えれば三年はもつ、みたいな、忍耐を諭されたような文脈だったと思う。

 

今朝、同じことを娘に伝えたけれども、トレーニングも三日続けられれば三ヶ月はできるし、三ヶ月できれば三年取り組める。

そう信じて、小生個人としては前を向いてトレーニングしているのだけれども。

 

娘が来年のバレエの発表会で、参加できる全ての演目に出たいと一昨日の夜に申し出がある。

ご存知の向きも多いと思うが、バレエの発表会は一演目ごとにお金が掛かるから、パパにお願いというわけだ。

 

10歳にもなったし、良く考えさせ、鍛え直す機会だなと思い、とりあえず反対する。

まあ実際そうなのだが、発表会に参加したところで「面白かった〜楽しかった〜」となるだけで、娘は大した努力をしないに決まっている。

 

「言われないとやらない」程度のヤツに、そんな金は出せないと。

その金が有れば、それなりに豪華な家族旅行にだって行けるんだから、「面白かった〜楽しかった〜」なんだったらそっちの方が良くないかと。

 

あるいはパパやママは家族旅行を我慢して発表会に出すと、どんな良いことがあるのか言ってみろと(この問いは厳しすぎた(苦笑))。

とりあえず泣かせてしまったのだが、そんなに出たいなら努力で示せ、動画やゲームも諦めてバレエの自主トレでもやってみろ、ということでその晩は話を終え、昨日の朝からトレーニングに励んでいる。

 

で、二日目の朝を終えた娘に対して、気を緩めないように「三日・三月・三年」という言葉をかけたという次第。

明日が踏ん張りどころだし、明日を乗り切れば三ヶ月できるのだぞと。

 

鬼滅の刃」を見て、ウチには二人鬼がいるからわざわざ見なくても、と娘に言わしめた鬼親なのであった。

まぁ、ご参考ということで。