人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

結局は「やるか、やらないか」

こんな本を読む。

 

まぁ、新規事業のお手伝いをそれなりにしてきたので、必然的に読まなきゃいけないジャンルの本ということで。

内容に特に異論を挟むつもりはない。

 

著者もなんとか日本企業のイノベーションをという思いがあって本書を記したのだと思う。

ただまぁ小生も色々なクライアントと、それこそ色々あったわけだけれど、結局は「やるか、やらないか」に行き着くんだよね。

 

三階建ての組織だろうが両利きの経営だろうが、方法論は色々あるけれど、やらないと意味がないし、それも単発ではなく、失敗してもしぶとくやり続けることが大事で。

本書にも言及があるが、「今日は勉強になりました」で終わりにするのは、いい加減にやめたらいい。

 

しなくていい失敗はもちろんある。

そのために方法論を勉強したり、事例研究をするのは構わないけれど、その勉強で実行時期が遅れるのであれば、今すぐ勉強はやめて、実行に移すべきだ。

 

新しいことにどんどんチャレンジすることで、上手に失敗する術を身に付ければ、大怪我をせずにチャンスをそれだけモノにすることができる。

そんなスタンスで取り組めないのなら、新規事業は諦めたほうがいいと思うんだけどなぁ。

 

まぁ、ご参考ということで。