どこかの国の諺に「復讐したければ、幸せになりなさい」というものがあるそうだ。
なるほど!と若き日に思って以来、折に触れて思い返すことがある。
個人的な復讐したい思いは傍に置いておくとして(笑)、我々「氷河期世代」は社会に出るタイミングから、いろいろ割を食ってきたと思う。
自分なりに努力はしたものの、いろいろなものに恵まれたおかげでなんとか生き延びることができた。
しかし、この国や社会、会社というものに対する想いは沢山ある。
いや、「想い」というより言いたいこと、文句の類だ(苦笑)。
いい加減にしろ、もうやめてしまえ、変われないとおしまいだぞ、と。
しかし、人を変えようとすること、変わることに期待するのは、これまでの人生経験で小生は捨ててきた。
そんな奴らは放っておいて、自分が幸せになることだけ考えれば良いと思っている。
それが最大の復讐であり、幸せな小生の姿を見て悔しがることで、はじめて「変わろう」と人は思うかもしれないし。
国や社会を捨てることは難しいが、距離を置くことはできる。
変われない会社組織なら潔く去れば良い。
いつでも捨てられる覚悟を持っていれば、なんとかなる。
この本はの話はおまけ。
支配される人というのは、支配されることに慣れてしまって、自分がどんなことで幸せになれるかを忘れてしまっているらしいよ。
とにかく自分が幸せになることを目指せばいいと思っています。
まぁ、ご参考ということで。