人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

全ての施策の前提となるもの

人事・評価制度、社内提案制度、業務改善プロジェクト、各種営業施策。

会社にはいろんな制度や施策があるけれど、それら全てには、前提がある。

 

それは人材の質であり、組織の質ともいうべき社風・組織文化である。

人材の質と施策のレベルがマッチしていなければ、機能しないのは自明。

 

いろんな施策に取り組みたい、それこそ経営上の選択肢を増やす営みだから。

しかしそのためには、施策のレベルについていけるだけの人材の確保と育成が必要だし、それだけの人材が集い、育つだけの組織風土がなければ維持できない。

 

こんな本を読む。

宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

  • 作者:彰, 長尾
  • 発売日: 2019/07/30
  • メディア: 単行本
 

 

漫画「宇宙兄弟」を題材に、チームビルディングの在り方を語った本。

ちなみに小生は一巻しか読んでないが、それなりに楽しめたし、お好きな方であればなおのことかと思う。

 

漫画だから、というのは傍に置いておくとしても、別途読んだ本などで見聞きしたところでは、宇宙開発の現場に選ばれる人というのは、まず人格者であり、その上で能力やフィジカルに優れた人物のようである。

命に関わるミッションを長期間の閉鎖空間で遂行するわけだから、人格者でなければチームが成り立たない、とのこと。

 

人格や能力が備わったメンバーが整ってこそ、いろんな施策が生きるんだよなぁ…。

などと、本書を読んで遠い目になってしまった。

 

まぁ、ご参考ということで。