人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

寝かせておくテクニック

40代になってから、厄介な局面をなんとか凌ぐことが上手くなったような気がする。

最大のポイントは、あえて「寝かせておく」ことをするようになったからか。

 

単に直ぐに取り組む体力がなくなったという疑惑もなくはないが、「うわこれ面倒だな」「どうしたら良いかな」「厄介なことになってきたな」となったら、大体一日は放置してみる。

放置するというか、寝かせておくというか、とりあえず翌日の対応に回す。

 

その問題について「考えない」ことまではしていない。

厄介な問題というのは、例え寝かせていても頭から離れないものだし、無理に「考えない」ようにするのも無駄な体力を使う。

 

一日寝かせておくと、とりあえず冷静になる時間が確保できる。

その一日の間に、助けてくれる人が現れることがたまにある。

 

その一日の間に、稀に事態が解決していることもある。

そうそう、何かの本で「問題に直面すると、解決策を考えるのではなく、何故そうなったのかという思考のスパイラルにハマりやすい」と読んだことがあるのだが、「何故」のスパイラルから脱するために、一日寝かせておくのは有効かもしれない。

 

こんな本を読む。

 

原著も持っている。

何事も捉え方なのよね。

 

まぁ、ご参考ということで。