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「健康をマネジメントする」 読了 〜行動変容には自己肯定感〜

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健康をマネジメントする 人生100年時代、あなたの身体は「資産」である

健康をマネジメントする 人生100年時代、あなたの身体は「資産」である

  • 作者:横山 啓太郎
  • 発売日: 2019/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

「行動変容外来」という診療科を開設されたドクターの著書。

新規事業において、未病・予防の分野というのは有望視されて久しいのだが、チャレンジしたプレイヤーのいずれも、ユーザーの「行動変容」を導くのが難しく苦戦していた実感を持っており、「行動変容外来」とは何か、興味を持って拝読した次第。

 

人生100年時代」と言われて久しいのだが、本書ではまず、その時代にあって健康的な身体を保持する意義を説く。

急性疾患で亡くなることがなくなった現在、向き合うべきは生活習慣病であり、そのための方法論を説いている。

 

これまでの不健康な習慣を改めるために、何が必要か。

著者はまず、自己肯定感と説く。

 

たとえ三日坊主でも、三日続いたことを褒め、それを100回繰り返せば300日の健康習慣と受け止める。

何事も続けられるところから固めていくというのがコツ。

 

裏を返せば、それ以外のことはとやかく言わない。

アドバイスに当たっては、性格診断テストなども使うそうだが、おそらくそれは付随的なものだろう。

 

自己肯定感を土台にして、少しずつできることを増やしていくのである。

新規事業において、そこまで作り込むのは簡単ではないと思うが、きっと参考になることはあるはず。

 

まぁ、ご参考ということで。