間に入る仕事というのがある。
簡単なところで、日程調整を考えてみたい。
関係者の予定を集めると、タイミングが揃うのは1ヶ月後、みたいなことがある。
じゃあ1ヶ月後で、というのは仕事をしていると言えなくはないが、少なくとも人間の働きとしての価値はない。
カレンダーを共有していれば、アルゴリズムで自動生成できるレベルだ。
思い切って今から集まれませんか、テレビ会議でやってしまいますか、なんとか来週15分で良いので調整できませんか。
そんな働きかけで「自動生成」より(できれば圧倒的に)早い日程が組めてこそ、介在価値がある。
職場の意見調整なんかもそう。
複数の事業部の意見を聞き、相手の立場に共感し、意見をまとめようとすると、どうしても「今できる」クオリティで、「いろいろ落ち着いた後」を期日とするアウトプットになりがち。
実はそれは、組織全体として実現したいものとは大きくかけ離れたものになってしまう。
あくまでも1+1=3になるようなアウトプット、関係者の妥協の産物ではなく「作るべきもの」といえるアウトプットの追求をしなければ、仕事に価値は生まれない。
所詮、アルゴリズムにとって変わられるものだ。
自戒を込めて。
まぁ、ご参考ということで。