人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

熱中症のその前に

いよいよ暑くなってきた。

ニュース等では熱中症への注意喚起が盛んである。

 

しかし、イチ市民ランナーとして思うのだ。

熱中症の予防って、こまめな水分補給もあるけれど、運動の習慣化が先なんじゃないのと。

 

運動習慣がなくなり、汗をかいて体温を下げるという基本的な機能が落ちているのが問題なんじゃないのかなぁと。

実はランナーって、走らない人が思っているより多分、水を飲まないんですよ。

 

小生の場合、毎朝寝起きに一口も水を飲まずに走り出す。

1キロ走る毎に体重は100g落ちる(=汗をかく)ので、土日なんかに10キロ以上走ると1リットル以上の水分が抜ける。

 

寝ている間にも汗はかいているので、走行距離によっては2リットルくらい、体重の3%以上の水分を失うことはあるが、なんともない。

フラフラもしなければ、喉が渇いて仕方がないようなこともない(もちろん走り終えたら水分は取るけど、シャワーの後に落ち着いてからだ)。

 

昔の部活では練習中に水を飲むことは許されなかった、みたいなことを言いたいわけじゃない。

飲みたいときに飲めばいいけど。

 

言いたいのは、運動する習慣があれば、ちゃんと体内の水分を循環させる仕組みが機能していて、炎天下で走り回っても活動が担保されるはずなんじゃないか、ということ。

こまめな水分補給は、確かに有効な対策なのだが、機能が衰えているところに水分だけ飲み込んでも、恒久対策としてはどうなんでしょうね、という気がする。

 

ランニング、いいですよ〜。

まぁ、ご参考ということで。