なんの話かというと、仕事で成長するためのコツのような話をしたい。
ここしばらく、マラソン大会の参加に向けて走り込んでいるのだが、これが全く体調を崩さない。
元気だから走れるのか、走れる体だから元気なのか。
もはや自分でもわからないのだが、これが「にわとりたまご」状態である。
ほんの数ヶ月前に、走り込む状況に持っていっく決断をし、すこぶる頑健な状況を体感しているところを振り返ると「にわとりたまご」は半分半分くらいで相互に作用しているんじゃないかという感覚がある。
もちろん毎日走れるように、多少の節制を意識しているところはあって、そうなると「元気だから走れる」ではある。
しかし、その意識自体はたいしたことはなく、それだけで頑健な体を維持できるかというと怪しいレベル。
そこはやはり、走り込んで体が強くなっている感覚もあるのだ。
なので、「にわとりたまご」もしくは「原因と結果の因果」は相互に絡み合っていて、どちらが起点とは明言できないことがあると思うのである。
どちらを先に取り組むかではなく、どちらも同時に取り組むことで、よくわからない状態でありながら、着実に力がついていく、みたいな展開に持っていくことが、実は成長のコツの一つではないかと考える。
仕事において昔から、「優秀な人材に仕事が集まる」ということが言われてきた。
絶え間ないスキルアップによって仕事が寄ってくることもあるだろうし、積極的に仕事をこなしていって、結果として優秀になっていくこともあるだろうが、小生としては、それを同時にやろうよ、ということを言いたい。
どちらかを先に取り組んでいると、その成果が周囲に認められるまで、「にわとりたまご」になかなかなれない。
なので最初から「にわとりたまご」状態に持っていき、訳もわからずドタバタしながら、ふと振り返るとかなり遠くまでたどり着いている、そういう状態に持っていくことこそ、最速で成長し、評価されるコツなんじゃないかなぁと思ったり。
まぁ、ご参考ということで。