人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2020年に寄せて

新年あけましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いします。

 

さて、新年一発目の更新ということで、本年の見通しなどを勝手に予想したい。

結論から言うと、経済的には厳しいのではないかと考えている。

 

国際関係の緊張はそう簡単には緩和しないし、日本人の人口は加速度的に減少する上に、金はあっても多くのモノを必要とせず、所得が限定的な高齢者の比率が増えていくのだから、内需は今より良くなることはあるまい。

さらに、オリパラもマイナス要素ではないかと踏んでいる。

 

一般にオリパラの経済効果は先食いされてしまうので、今年の恩恵は多くあるまい。

むしろ、開催期間中は各種工事やリリースが控えられるはずなので(昨年の即位のタイミングと同じだ)、極端な話一ヶ月ストップなんて事態も、業界によっては起こるかもしれない。

 

そのマイナスを外国人観光客のアゴ・アシ・マクラ消費がどれほど補ってくれるか。

そんな状況を踏まえると、2020年は「オリパラを境に日本が本格的な衰退に入った年」と、後年に位置付けられる可能性さえあると考える。 

 

そう思うと、衰退を前提として、どのような社会を作っていくべきなのか、我々一人一人の覚悟が問われる年になるのかもしれない。

極めて厄介な問題なのだが、そこから逃げることは許されない。

 

一つ一つ丁寧に向き合い、解決はできないが着地点を見出していくことになるだろう。

下記リンクは、多様性を実現しながら、分断を生まないために、という観点で書かれている(今日の主旨からはズレるが、いい記事なのでシェアしておく)。

news.yahoo.co.jp

 

多様な価値観と向き合いながら合意形成するのは極めて厄介だが、避けて通れない。

衰退の問題についても、同じように取り組むしかないのだと思う。 

 

どうなるかはわからないが、とにかく「新しい時代を切り開くのだ」という希望を持って取り組めば、なんらかの着地点があるはずだと信じて。

まぁ、ご参考ということで。