人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「空腹こそ最強のクスリ」 読了 〜食べすぎ注意〜

まずはリンク。 

「空腹」こそ最強のクスリ

「空腹」こそ最強のクスリ

 

 

最近は歴史関係の本ばかりだったので、たまには息抜きで健康本などを…。

ちなみに電車のポスターで見てポチった。

 

自ら舌癌を経験し、現在は開業医として多くの患者の治療、健康指導にあたっている著者による一冊。

消化器官のケア、内蔵脂肪消費、オートファジー活性のために、できれば一日一度、16時間の空腹期間を設けましょうというのが本書の趣旨であり、ほぼ全て。

 

16時間は睡眠時間込みでよく、20時に夕食を完了している人なら、朝食を抜いて12時の昼食まで間を空けるという計算だ。

そして昼と夜は基本的になにを食べても良い。

 

総カロリーも減り、消化器官(=内蔵)を休めることで免疫力も上がり、というロジックである。

実は小生やったことがあるのだが、痩せるのは痩せる(血液検査の判定までは確かめていない)。

 

それにしても、非常にシンプルな本である。

街の病院を訪れると、たまに院長先生の著作が受付に置いてあって、みたいな趣である。

 

同趣旨であれば、こちらの本のほうがエビデンスの引用も多く、内容の網羅性が高いので、どちらかというとおススメである。

新装版 パレオダイエットの教科書

新装版 パレオダイエットの教科書

 

 

それにしても、やっぱり現代人は食べ過ぎなのかなぁと。

小生、辛うじて標準体重を維持しているが、感覚的には一日2.5食で現状維持、3食食べると太るというイメージ。

 

小生の感覚や本書の主張が正しいのであれば、なんとも因果な世の中になってしまったものである。

まぁ、ご参考ということで。