人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「中国人富裕層はなぜ『日本の老舗』が好きなのか」 読了 〜インバウンドおさらい〜

リンクを貼っておく。

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか ―中国インバウンド54のヒント

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか ―中国インバウンド54のヒント

 

 

 著者の前著はこちら。

「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい
 

 

前著も結構面白かったので、本作のセール案内で思わずポチった次第。

最近ちょっとインバウンド系の案件はご無沙汰なのだが、知識としてアップデートしておきたいという意図もあり。

 

本の内容は、「54のヒント」とある通り、中国人向けのインバウンド施策を考えるビジネスパーソンに向けた、多元的な提言。

平易な文章であり、著者が足で稼いだリアルな情報が満載で、飽きさせない。

 

とはいえ、前著も読んでいた人にとっては、取り立てて新しい情報は無いかもしれない。

そして、昨年の本ではあるものの、ボヤボヤしていると彼の国の情報・状況はすぐにアップデートされてしまうので、引き続き情報収集は続けていかないと、既に情報は劣化しているかもしれない。

 

まぁ、「人」と向き合うにあたり、それが何人であろうが、過去のイメージや身近な知見で語ってはいけなくて、常に謙虚に、真摯に分析・判断しなくてはならないんだけどね。

日経ビジネスオンラインとかの連載記事のように、非常にとっつきやすく、「へー」という感じでスルスル読めるので、インバウンドのビジネスに関わる方は是非ご一読を。

 

まぁ、ご参考ということで。