タイトルは、結構有名なのだが、リクルート社が創業期に定めた社是である(後に取り下げられる)。
この社是が定まっていったプロセスは、こちらに詳しい。
ビジネス書としても相当に面白いのだが、江副氏がこのメッセージにどのような思いを込め、どのような組織を作ろうとしたのか、大変興味深いので是非ご一読あれ。
しかし、つくづく思うに、仕事というものの本質は、この言葉に集約されているのではないか。
誰かに指示されたことを効率よくこなすのは、「仕事」ではなく、「作業」だと思っている。
作業で生活している人は、特に気にする話ではないのだが、何らかの付加価値を世に問おうとしているビジネスパーソンであれば、自らの意思でチャンスを生み出し、その波にのることで、自分自身を成長させる努力は、絶対に必要だ。
逆に言えば、その努力ができない人は、「作業」をする人でしかない、ということ。
日々の仕事でも、その努力は問われるし、中長期的なキャリアの観点からも、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変える」努力は求められると思う。
月が変わったこのタイミングで、改めて肝に命じておきたい。
まぁ、ご参考ということで。