人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

それでも人生は続く

別にポエムちっくなことを書きたい訳ではないのだが…。

いろんな人と、いろんな関わりをする中で、最近思ったこと。

 

人事評価でも、企画した事業の評価でもいいのだが、自分自身やその分身とも言える企画を、誰かが評価するというのは世の習い。

その評価が、自分が考えていたよりも、ずっと低くなったりするのもまた、世の習い。

 

その低い評価に、普通は打ちひしがれると思うのだけれど、それで自分の人生は終わらないんだよね。

良くも悪くも。

 

悪い評価によって、なんらかの「生き難さ」に繋がるかもしれないが、死ぬようなことはない、とも言える。

ことによっては、ずっと残る傷になってしまうかもしれないけれど、でも人生が終わらないということは、その傷を背負って生き続けるしかない、とも言える。

 

それでも人生は続いていく。

良くも悪くも、ね。

 

「どうせ人生は続くのだから、毎日ポジティブに生きていきましょう!」というアドバイスも何処かで聞いたことがあるけれど、残念ながら、そこまで振り切れる感じはしない。

だって、ネガティブな評価って実際のところ堪えるし、反省は反省で、すべきだと思うしね。

 

どちらかというと、いい意味での諦めというか、開き直りというか、そんな感じの方が中年男にはしっくりくる。

「あいつはダメだ!」「こんな企画はク○だ!」と罵られても、まぁその場は厳粛に受け止め、堪えもするが、「そうは言っても引き続き自分の人生を生きていくしかないんでね」という開き直り(苦笑)。

 

これこそレジリエンスなのではなかろうか(たぶん違う)。

それとも、このようにして、扱い難い頑固ジジィへと進化していくのだろうか?

 

未来を経験したことのない小生には大いなる謎である。

若者に「開き直り」をアドバイスすることはできるのかもしれないけど。

 

まぁ、ご参考ということで。