リンクを貼る。
出口氏の本は初。
読書家であり、大サラリーマンであり、起業家でもある出口氏の著作は前々から興味があったのだが、Amazon Unlimitedにラインナップされていたので、これを機会に拝読。
内容はタイトル通り。
出口氏の広く深い読書歴と、古典・歴史への造詣は唸るばかり。
これをきっかけに原著をあたるもよし、これ単体で人生の支えにするもよし、という本である。
「〇〇に役立つ〜」みたいに、テーマ別に整理されているのもわかりやすい。
それにしても、広く古典を拐えば、21世紀の現代においても役立つ言葉は言い尽くされてきたんだなと実感する。
問題は、歴史や古典から学ぼうとしない、真剣に受け止めようとしない、現代人の我々のスタンスなのだろう。
二宮尊徳の「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉も取り上げられているのだが、新規事業の仕事で口を酸っぱくして小生が語っていることは、だいたい包含されちゃってるのよね…。
つくづく反省である。
まぁ、ご参考ということで。