http://www.soumunomori.com/column/article/atc-168232/
かの有名な、ドラッカーさんの格言だそうである。
凡人に非凡なことを出来るようにするのが、組織の存在意義ということで、いやほんと仰る通りである。
ちなみに、昨日アップした江副浩正氏の評伝で、彼が強い影響を受けた言葉としても引き合いに出され、以降のリクルートの組織論に展開された様である。
とは言え、小生も色々な会社を見てきて感じるのだが、完成されたビジネスを持つ会社であるほど、凡人が非凡なことを成し遂げ易いとは思う。
一方で、それはビジネスモデルや組織の力であって、それが行き過ぎると、その凡人はビジネスモデルを回すだけの「凡人以下」に堕落してしまうリスクがある。
一方のリクルートでは昔から、「個の尊重」ということも大事にするされてきた。
組織力と「個の尊重」、なんとなく矛盾を感じる。
しかしそれは、組織の力で、凡人に非凡な「成果」を達成させながらも、凡人が非凡に「成長する」支援もする、そういったことを、江副氏は期待していて、組織や制度を作っていったのかなと、ふと思った次第。
まぁ、ご参考ということで。