人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

思考には枠組みが必要

ものを考えるというのは、誰にでも出来ることだけれど、思考を「深く」していくのは、どうもコツがいるようである。

今日、外部講師をお招きしてのワークショップを運営したのだが、そこで「6つの帽子思考法」というのを展開いただき、場が盛り上がるだけでなく、議論の質も深まったし、参加者の満足度も高かった。

 

一応、解説のリンクを置いておく。

https://happiness.solutions/会議の場や考えるときにぜひ使ってほしい6つ.html

 

「6つの帽子」 に象徴される、6つの思考パターン(切り口)を、「帽子を被り直す」という程で意識的に切り替え、議論を進めていくという方法論である。

その場限りのワークショップという形式で、どうなるかなとも思いつつ、上手くいったのは前述の通り。

 

後ろで議論を見ていて、やはり思考や議論のためには、枠組みや切り口を持つのは重要なのだなと、改めて感じ入った。

むしろそれが無ければ、深い思考は出来ないといっても過言ではないくらいである。

 

小生が私淑するコンサルタントは、「枠組みが無ければ、3分考えた以上の結果には進めないが、枠組みがあれば、一週間考え続けることができる」と言っていて、まさにそれを目の当たりにしたといって良いかもしれない。

ちなみに小生は、切り口を二項対立で持っていることが多い。

 

ポジティブとネガテイブ、短期と長期、ミクロとマクロ、リーガルとファイナンス(二項対立ではないが)、等々。

他にも色々あるけれど、何れにしても、「枠組みが無ければ深い思考は難しい」と思うのだ。

 

まぁ、ご参考ということで。