人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

社会の変化と向き合う

若者の〇〇離れ、というのがある。

聞くところによれば、100個以上あるらしい。

 

若者はなんでも離れまくりである。

アメリカを中心に言われている「ミレニアル世代(1981年から1996年に生まれた人々で、その人口はアメリカ全体の約2割、7000万人以上に上る)」も、彼の国で色々離れているらしい。

 

https://www.businessinsider.jp/amp/post-102449

記事のタイトルは「ミレニアル世代が壊滅させる19のアメリカのビジネス」と、なかなか刺激的である。

 

読んでいただければ、日本とも共通する部分もあるし、なんとなく傾向として見えてくるものもあるような気がする。

一つは世代間ギャップの話であって、親世代に流行ったものが廃れている、というもの。

 

廃れたのは、提供側の問題もあるだろうし、別のものに客を奪われた、というのもあるだろうけれども。

もう一つは、なんとなく趣味趣向が分散していると感じられることだ。

 

これは多分、情報の取得ルートが多様化し、情報量も増え、なおかつ能動的に取りに行くようになって、分散化しているはず。

壊滅しそうなビジネスは皆、一方通行で「これがカッコいい」「みんな買っている」というような広告を、テレビや雑誌広告に大量出稿し、全国的なブームを作ってきたイメージを想起させる。

 

全国的な長いブームが、分散化する社会の流れとだんだんマッチしなくなって、「壊滅しそう」になっているとのではないだろうか。

思うに、分散化は、戦争や革命でも起きない限り、逆行することはない。

 

広がった情報というのは、誰かがコントロールすることは極めて難しいのだし。

そういう意味では、今後ますます、マスマーケティング的なビジネスは、厳しくなって行くのではないだろうか。

 

まぁ、ご参考ということで。