人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

学んだ知識は使ってみないとわからない

最近読んでなかなか面白かった本に、「確率思考の戦略論」という本があった。

https://www.amazon.co.jp/確率思考の戦略論-USJでも実証された数学マーケティングの力-森岡-毅/dp/4041041422/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1493288936&sr=8-1&keywords=確率思考の戦略論

 

USJを成長させた、業界でも有名なマーケターである、森岡さんという人が書いた本だ。

詳細は本書に譲るが、「戦略とは、プレファレンス(選ばれやすさの様なもの)、認知、配荷を如何に上げるかである」「プレファレンスは、ブランドロイヤルティ、スペック、価格で決まる(意訳)」という記載があった。

 

事例を交えた説明は、「ふんふんなるほど」という感じで、折に触れて人にも面白い本として紹介していたが、どうも上記二点を憶えているのに苦労した。

ところが、ある時ご相談いただいた案件について、本の内容を紹介しつつ解決策を上記二点にはめ込んでいくと、スパッと見事に収まるではないか。

 

今更であるが、「あぁ、こういうことか」という腹落ちと共に、少なくとも忘れにくくなっただろうなと思った次第。

昔から、教えることは学ぶこと、なんていうのも言われるが、なんせ知識は使ってなんぼだなと、いいオッさんになっても気付かされる、未熟ぶりである。

 

まぁ、ご参考ということで。