世の中には「マッチングビジネス」という表現をされるビジネスモデルが存在する。
売り手と買い手を媒介者が繋ぎ、売り手と買い手は取引を成立させる機会を得、媒介者はその取引に関わる手数料を得る。
不動産仲介や、証券市場なんかが代表的だし、最近だとオンライン広告の世界でも市場は存在する。
これらは、取り引きが成立した際の口銭として媒介者が収入を得るモデルだが、「マッチングビジネス」と日本で語られる場合の定義はもう少し広いと思う。
売り手と買い手をつなぐという意味では、広告掲載費として回収する、リクルートが得意とするメディアビジネスも入ってくるし、転職の斡旋を行う人材エージェント(紹介業)も入ってくる。
さて、こうした「マッチングビジネス」が成立する要件というのを考えたことがおありだろうか?
ちゃんと研究されて居る人はいらっしゃると思うが、備忘録的に小生の見解を整理しておきたい。
人材エージェントにとっては、自社の介在価値や未来を見据える一助になるかもしれないし、転職を考える方にとっては、エージェントとの付き合い方の参考になるかもしれないし、新規事業を考える人にとっては、新しいアイデアをブラッシュアップするきっかけにしていただければ、と考えた次第である。
どのくらいのボリュームかは謎だが(炬燵ブログゆえご容赦を)、取り敢えず書いて行きたい。
明日に続きます。