人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

インタビューのコツその1

新規事業構築や、転職、就職相談、そして営業系全般に重要なスキルが、インタビューである。

にもかかわらず、人によって上手い下手が激しいのも確かである。

 

世界的に有名なコンサルティングファームでも、コンサルタントごとの上手い下手の個人差が出てしまうらしい。

そんなに賢い人たちでも、一様にレベルが上げられない類のスキルというのは、大抵「落とし穴」があるのだと思う。

 

最大の落とし穴は、こちら側が聞きたいと思っていることを、ダイレクトに聞いてしまうことではないだろうか。

「そのためにインタビューしているんだから、聞くのは当たり前ではないか!」と思われるかもしれない。

 

しかし、例えばだが、異性に対して、「自分は魅力的か?」と質問して、有為なフィードバックが得られるだろうか?

相手がいい人であれば、「魅力的だ」と答えてくれるかもしれないが、ではお付き合いが始まるかというと、それはまた別の話であるはずだ。

 

想定顧客にビジネスプランを直接披露して、ポジティブなフィードバックがあっても、実際に買ってくれる訳ではないのだ。

では、どう聞くべきか?

 

異性の例えに戻れば、「貴方はどのような異性を魅力的だと感じるか?」だろう。

つまり、「自分の考えを聞く」のではなく、「相手を知る」、そのための質問をぶつけるのが良いと思っている。

 

殆どの人が、どうしても自分の考えのフィードバックが欲しくて、ストレートに聞いてしまうという落とし穴にはまる。

そしてその落とし穴の次は、もう一つ落とし穴がある。

 

続きはまた明日。

まぁ、ご参考ということで。