人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

生産性は上げようと思わない限り永遠に上がらない

今日もクライアントとディスカッションをしていて、やっぱりまた生産性の話。

ともすれば場当たり的になる日々の仕事の中で、いかに効率よく、意味のある内容にしていくかは、ある種、意志の問題ではないかと思う。

 

効率性の追求というのは、ランニングのようなもので、早く走ろうという意志がなければ、楽なペースに落ちていくし、だんだん走るのも面倒になって、いずれは歩いたり、気がついたら立ち止まって、挙句は横になっていたりするのかもしれない。

そんな、「楽をしたい」欲求に逆らいながら、より効率の良い仕事、意味のある仕事を追求していくというのは、「人を選ぶ」ことなのだろう。

 

ある自動車部品メーカーは、乾いた雑巾を更に絞るコスト削減が基本行動になっていて、企業文化としてガッチリ確立していると聞いた。

しかし、今日ニュースに出ていた某食品メーカーは、会議の平均時間が3時間ということで、信じられない運用をしている。

 

その某食品メーカーは、日本人なら誰でも知っている優良企業なので、きっと細かいことを追求しなくても問題なかったのだろうと思うが、さて、掛け声だけで会議時間が短くなるものか、見ものである。

きっと、運動習慣が無かった人に、毎日ジョギングするのをノルマとするような、大きな変革が求められるのではないかと思う。

 

取りまとめのない雑感で恐縮だ。

まぁ、ご参考ということで。