これ、ユダヤ商人十の教えの一つ。
確か八番目だったと思う。
人間は話を聞いてくれる相手を信用する、ということもあるだろう。
相手の情報を多く得たほうが、交渉に有利だから、ということもあるだろう。
しかし、コンサルタントなんていう肩書の仕事をしていて思うのが、クライアントに喋るだけ喋ってもらうと、話し終わった時点で問題が解決することがあるということ。
もちろんそれは、話を聞く側にもテクニックが必要で、事実と推測を分けたり、感情を整理したり、視点を変える質問を投げかけたり、というようなことを、相手のキャパシティを伺いながら、適度に働きかけていく。
はてこれはどうしたものかなぁ、というようなシチュエーションの時は、先ずはとことん話を聞くようにしている。
まぁ、ご参考ということで。