人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

人を世代で語るな

また日経の「釣り」記事を見てカチンと来てしまった。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/080500061/?ST=smart

 

五十代は「ゆでガエル世代」だそうである。

こういう、ドヤ顔で的外れな事を断定してくるから、日経は嫌いなのだ。

 

「世代」というのは確かにあると思う。

育ってきた社会環境が違うのだから、当たり前である。

 

しかし、「○○世代」だからどうのこうの、ということとは関係なく、社会やビジネスにおいては正しい事を追求しなければならないし、個々人の在り方だって、一括りにできるようなものではない筈だ。

「○○世代」で、インサイトが深まる様な示唆が得られるならまだしも、大抵が「レッテル貼り」でしかなく、名指しされた方が不利益を被るというデメリットの方が多いのではないか。

 

かのマスコミは、自分たちの論調にそぐわないファクトは簡単に切り捨ててくるし。

こんなマスコミが日本のビジネスシーンで、デファクトスタンダードというのも嘆かわしいが、安直な「レッテル貼り」に流されないビジネスパーソンが多数派であると、小生としては信じたい。

 

感情的な議論で恐縮だ。

まぁ、ご参考ということで。