それで、つくづく思うのだが、企業の通常のプロセス、方法論で発掘できるのだとしたら、埋もれていなくてとっくに顕在化しているんじゃないかと。
なので、本当に埋もれた人材を発掘するのであれば、これまでとは違った方法論、違った評価体系を用いる必要がある。
それは、今までのやり方じゃダメだから、ということだが、別の説明もある。
即ち、当の埋もれている人材の方も、今までの普通の業務に取り組んでいるから、埋もれているのであって、普通の業務と違うことに取り組み、これまでと違う能力を発揮するから、表に出てくるのだ、ということである。
イノベーションや人材発掘など、非連続な発展を意図した場合、すべてを計画的に実現させることは難しい。
化学実験のように場を用意し、腰を据えて、混ぜたり熱したり冷やしたり、というプロセスに付き合っていく必要があると思う。
まぁ、ご参考ということで。