人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

コミットメント

小生の記憶の範囲では、日本の経済史で、「コミットメント」という単語を一般化させたのは、かのカルロス・ゴーン氏だったかと思う。
それはともかく、仕事の場面では、様々な形でコミットメントを求められる。

与えられたミッションを着実にこなすことだったり、業績数値だったり。
個人的には、顧客満足にコミットするのが一番好きである。

なぜかと言うと、「喜ばれる喜び」が得られるというのもさることながら、ビジネスシーンでの「真理の追求」に一番近いような気がするからだ。
ミッションも業績数値も、会社都合で設定し、多少強引でも達成することは可能だが、顧客満足は、「正しさ」を突き詰めなければ、たどり着けないのだと思っている。

そういう意味では、小生自身、正しさを追求する仕事のスタイルを好む、ということだろう。
それはともかく、組織というのは時に、組織そのものへのコミットメントを要求してくる時がある。

これはもう致し方無い部分もあるのだが、組織へのコミットメントは、個人のスタイルと相容れないことがある。
結局それで、組織にコミットすることを選ぶ人も居れば、転職する人もいるわけだが、誰かが我慢しなければならないというのは、結局皆にとって不幸な仕組みなのでは無いかと思う。

娘のお友達が転勤で引っ越してしまうことになる、という事態が最近あったので、全国転勤なんて止めて仕舞えばいいのにと、常々思っていた気持ちが再燃したので、書き殴った次第。
まぁ、ご参考ということで。