人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

50点をとる度胸

いま、新規事業に関わる仕事をしていて、色々なキャラクターの会社、色々なご担当の方々とお仕事をしている。
そんな中で、アドバイスというほどのことではないが、個人的に大事にしていることがあって、それは「50点でもいいから、第一案を提起する」ということだ。

50点のクオリティで仕事をするのは、とても度胸が居る。
間違いなく否定的な意見が出るし、「賢い人」の手にかかれば、全く別物にブラッシュアップされてしまうことだってある。

しかし、出されたアイデアに対して、あぁでもない、こうでもないと意見することは、ものすごく簡単なことだ。
出された料理を食べて、美味いか不味いか、どうすればより良くなるかは、ど素人でも言えるけれど、料理を人に出すというのは、まさしくプロの仕事であるはずだ。

昨今、出された料理に美味い不味いをいう立場の人が、本当に増えたと思う。
しかし、50点の第一案は、80点の第二案、100点の第三案より、はるかに偉大だと考えている。

何か新しいことを始める人は、どうか自信を持って、50点のアイデアを出して欲しい。
そのアイデアが、世界を変えるきっかけになるかもしれないし、小生はそれを全力で応援したいと思っている。

まぁ、ご参考ということで。