人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「仕事の報酬は仕事」

昨日に続いて昔話をひとつ。
新卒時代の研修で、外部の方からの講話があり、その時言われたのがタイトルの「仕事の報酬は仕事」という言葉である。

仰ったのは田坂広志氏。

ちょっと穿った見方をすれば、社畜を推奨しているような気がしないでもないが、マネジメント理論ぽく言えば、人間は内発的動機に基づいて仕事をした方が、幸せになれるんだよ、ということであろう。
※内発的動機づけ、外発的動機づけについてはこちらを参照されたい

仕事柄、社内公募制度の設計に関わったりすることがあって、報奨金なんかの設定も必要だとは理解しているものの、どうも新卒の時に頂いた言葉を、今も大事にしている性分なので、やっぱり内発的動機づけで応募するような設計にしたいよなぁ、と思ったり。
実際転職相談の場面でも、外発的動機づけで動く人というのは、多数派では無いと感じている。

もちろん内発的なのに、漠然と「やりがい」とか、ふわっとしたことしか仰らない方も多いのだけれど。
少々まとまらない話で恐縮だが、改めて「仕事の報酬は仕事」だと思いますよと。

まぁ、ご参考ということで。